日本には心理関連の資格は数多くあります。なかでも臨床心理士は大学院で臨床心理学を修了した上で、資格認定試験に合格しており、また5年ごとの資格更新制度もありますので、新たな知識を学び、プロフェッショナルとしての修練を日々積んでいます。
指定のカウンセリング料金、心理テスト料金以外に料金がかかることはありません(紹介状を希望されるときは別料金が必要です)。心理テストは必要時に、利用者様の同意のもとに行います。無理強いすることはありません。
カウンセリング料金はカウンセリングルームにより異なりますが、5千円台から1万円くらいの所が多いようです。できるだけ気軽に利用して頂き、継続してCoに取り組んでいただきたいという思いから、当ルームでは、5500円(対面カウンセリング)と料金を低めに設定しております。
地下鉄東西線の醍醐駅(三条京阪駅から18分、山科駅から8分、六地蔵駅から4分)上にあります。雨でも傘は必要ありません。商業施設の一角にありますが、人通りは少ない場所で、あまり人目を気にせずにすみます。また完全予約制なので、待ち時間のストレスがありません。
カウンセリングの頻度や終結は、ご本人の自由意思を尊重させていただきます。
必要に応じて医療機関と連携をとることを大事にしております。
カウンセリングだけではなく、医学的な治療を併用されることが望ましいと思われる方には提携している精神科・心療内科の病院を紹介することができます。
また精神科・心療内科に初めてかかろうかと考えているけど、行くのが不安という方もいらっしゃるでしょう。医療機関についての情報をお教えすることもできます。
カウンセリングを利用される方は男性よりも女性の方が圧倒的に多いというデータがあります。1つの理由として、男性は弱音を吐いたり、他の人に相談したりすることに抵抗があったりして1人で抱え込みやすい方が多いのではないでしょうか。カウンセリングは臨床心理学に基づいたものであり、カウンセラーの性別は基本的には関係ありませんが、桜花会心理カウンセリングルームには男性カウンセラーも所属しておりますので、男性にも気軽に利用していただければと思います。(また女性の方で「女性カウンセラー」を希望されていた方も、カウンセリングを続けていただいているうちに、次第に気にならなくなることが少なくありません)
2017年に公認心理師の資格ができるまで、日本には心理職の国家資格がありませんでした。また心理関連の民間資格は多数存在しており、現在では、極端に言うと誰であれ「心理カウンセラー」を自称できてしまう状況にあります。せっかくカウンセリングを受けてみようと思われた方には、慎重にカウンセラーを選ばれることをお勧めします。
臨床心理士は、大学院で臨床心理学を修了した上で、筆記試験、論述試験、面接試験からなる試験の合格を必要とする認定資格です。5年ごとの資格更新制度もあるため、資格保有者は日頃から専門性を高く維持するよう努めています。当カウンセリングルームのカウンセラーは全員、臨床心理士の資格を保有しており、信頼性の高いカウンセリングを受けていただけることと思います。
【代表: 小東 功英】(火・水・金・土)
経歴:東北大学文学部にて倫理学を学ぶが、より具体的な現実生活に即した人間の心に関わりたいと考え、大阪市立大学生活科学部心理臨床コースに入学し卒業、京都教育大学大学院教育臨床心理学コース修了後、臨床心理士の資格を取得、以降、精神科・心療内科の病院・クリニックに勤務し、個人カウンセリング、心理テスト、集団療法、リハビリテーションの経験を積む。2019年4月に公認心理師の免許を取得し、臨床心理士とのダブルライセンスを保有。
所属学会:日本心理臨床学会。
メッセージ:10数年に渡り、たくさんの方のカウンセリングを担当してまいりました。心の問題は多様な要因から成り立っていることが多く、カウンセリングが万能というわけではありませんが、悩み苦しんでおられる状態を少しでも改善することにカウンセリングがお役に立てていると実感しています。最初はすごい真っ暗闇にいらっしゃるように感じたご相談でも、カウンセリングを続ける中で仄かな光が見えてくることも少なくありません。
お話をじっくり聞かせていただき、きちんと問題を整理した上で、一緒に問題に取り組んでいくことを心がけております。
病院臨床に長く携わり、個人カウンセリング、グループ、心理検査各種を用いて、さまざまな心の問題に多方面から取り組んできました。 カウンセリングでは、来談者様のお悩みに合わせて、認知行動療法を用いたり、メンタライジング・アプローチをベースに、育ちによるトラウマの視点から現在の感情コントロールや対人関係の問題に来談者様と共に取り組んだりしております。
資格 | 臨床心理士・公認心理師・ AFC認定MBT-A Practitioner・ TFTセラピスト(アルゴリズムレベル) |
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もともと児童福祉施設で子どもの心理療法をしておりました。その後は病院・クリニックで心理検査やリハビリテーション業務に携わる中で研鑽を重ね、現在は児童期や思春期の傷つき体験がその後の生活や人間関係に及ぼす影響に関心があります。来所される方に応じて言語的なカウンセリング以外にプレイセラピーや箱庭療法を取り入れております。
資格 | 臨床心理士、公認心理師 |
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所属学会 | 日本心理臨床学会 日本箱庭療法学会 |
精神科デイケアで集団療法、病院・クリニックではカウンセリング、心理検査の経験を積んできました。
最近では、発達障害による生きづらさを抱えた方へのカウンセリングに力を入れています。一人一人が持っている個性とどう付き合うか、また周りにどう働きかけていくかを丁寧に考えていきます。ご家族やパートナーの特性に悩まれている方の相談もお受けします。
また産前、産後うつの治療にも関心があります。不安定になりやすい時期、それなのにお薬は使いにくい時期です。そういう時期のサポートに力を入れていきたいと思っています。
資格 | 臨床心理士、公認心理師 |
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所属学会 | 日本心理臨床学会 |
初めは子どもの問題に関心があり、不登校や発達障害の方に関わるボランティアやスクールカウンセラーなどを行ってきました。病院やクリニックでは、大人の方のカウンセリングを行うようになり、現在は児童思春期から成人の方のカウンセリングを行っています。安心して話していただける場になるよう、またご相談の内容やニーズに合わせた対応ができるように幅広い視点を持つように心がけています。
資格 | 臨床心理士、公認心理師 |
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初めは発達障害や日常生活の中で困りごとを感じている子どもたちの支援をボランティアや放課後等デイサービスでの活動でやってきました。その中で、子どもが集団に馴染んでいく姿や、攻撃的な方法以外でのコミュニケーションを身につけるなど困りごとを乗り越えて成長していく姿をみてきました。後に、精神的なストレスやつらさに関心を持ち、病院やクリニックなどの医療領域で成人の方のカウンセリング・心理検査、精神科デイケアでの集団療法など経験を積んできました。
ここでは、子どもから成人の方のカウンセリングやセラピーを行っています。ベースは認知行動療法です。現在感じている困りごとを整理して「なりたい自分の状態」に少しでも近づけるようなカウンセリングを心がけてサポートできればと思っています。
資格 | 臨床心理士、公認心理師 |
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所属学会 | 日本認知・行動療法学会 |
その他、当ルームで力になれるようなことであれば相談に応じます。
また、より適切な相談機関をご紹介することができることもあります。
「こんなことで相談にいっていいのかな?」と心配せずに、まずはご相談ください。